宮本 百合子

子供のために書く母たち

「村の月夜」にふれつつ

新字新仮名 約4,413字・読了目安9分

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私のところに、今年四つになる甥が一人いる。汽車や自動車、飛行機などの絵本が面白いさかりで、縁側の障子を閉めたこっちで、聞いていると、母親をつかまえて、ああちゃんポッポ! ね? など、片言に話し、それに答えて母親がまたびっくりするような上手さ…

作品情報

初出「文学案内」1937(昭和12)年3月号
分類NDC 019 910
公開日2003-03-05
最終更新2014-09-17
底本 「宮本百合子全集 第十一巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正米田進

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