世界の寡婦
新字新仮名 約8,501字・読了目安17分
八月十五日に戦争が終って、はじめて日本じゅうの家々に明るく電燈がついた。久しぶりにうす暗いかさをとりはずし、隅々までくっきりと照らしだされた炉ばたに坐って一家のものがあらためて互の顔を眺めあった刹那、湧きあがった思いと新たな涙こそ忘れがたい…
作品情報
| 初出 | 「婦人公論」1946(昭和21)年12月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 367 |
| 公開日 | 2003-09-17 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「宮本百合子全集 第十五巻」新日本出版社 |
| 入力 | 柴田卓治 |
| 校正 | 米田進 |
宮本 百合子の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。