南方 熊楠

きのふけふの草花

新字旧仮名 約3,227字・読了目安6分

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今年は気候不順でさきおくれた花が多く、又、秋開く花が初夏から盛りをるのもあるが、兎に角自分の家庭には石竹科の花がいと多く咲き乱れをる。その中で一番妙な伝説をもつのは眼皮だ。枕の草紙に、かにひ(異本にがむひ)の花とあるはこれらしいが、色は濃か…

作品情報

分類NDC 470 914
公開日2001-08-01
最終更新2014-09-17
底本 「日本の名随筆 別巻14 園芸」作品社
入力渡邉つよし
校正染川隆俊

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