鷹野 つぎ

窓

新字新仮名 約7,189字・読了目安14分

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窓というものが、これほどたのしいものとはまだ知らなかった。それも私が枕をならべて病んでいた私の少年を先立たせ、やがて一ヶ月後同じこの病院内に転室した日以来のことである。 私の病児と過した半年間は、母子とも枕があがらなかった。頭上に開いていた…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-05-23
最終更新2014-09-17
底本 「鷹野つぎ――人と文学」銀河書房
入力林幸雄
校正土屋隆

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