国木田 独歩

酒中日記

新字新仮名 約30,605字・読了目安61分

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五月三日(明治三十〇年) 「あの男はどうなったかしら」との噂、よく有ることで、四五人集って以前の話が出ると、消えて去くなった者の身の上に、ツイ話が移るものである。 この大河今蔵、恐らく今時分やはり同じように噂せられているかも知れない。「時に…

作品情報

分類NDC 913
公開日1998-05-13
最終更新2014-09-17
底本 「牛肉と馬鈴薯・酒中日記」新潮文庫、新潮社
入力八木正三
校正LUNA CAT

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