幸田 露伴

雪たたき

新字新仮名 約31,936字・読了目安64分

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上 鳥が其巣を焚かれ、獣が其窟をくつがえされた時は何様なる。 悲しい声も能くは立てず、うつろな眼は意味無く動くまでで、鳥は篠むらや草むらに首を突込み、ただ暁の天を切ない心に待焦るるであろう。獣は所謂駭き心になって急に奔ったり、懼れの目を張っ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-06-03
最終更新2014-09-17
底本 「昭和文学全集 第4巻」小学館
入力kompass
校正今井忠夫

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