伊藤 野枝

出奔

新字新仮名 約6,401字・読了目安13分

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まずい朝飯をすますと登志子は室に帰っていった。縁側の日あたりに美しく咲きほこっていた石楠花ももういつか見る影もなくなった。 この友達の所へ来てちょうどもう一週間は経ってしまった。いつまでもここにいる訳には行かないのだにどうしたらいいのだろう…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-11-18
最終更新2014-09-17
底本 「伊藤野枝全集 上」學藝書林
入力林幸雄
校正UMEKI Yoshimi

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