北原 白秋

香ひの狩猟者

新字旧仮名 約1,950字・読了目安4分

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1 幽かに香ひはのぼる。蕾のさきが尖つてゐるのは内からのぼる香ひをその頂点でくひとめてゐるのだ。花がひらいた時は香ひもひらいてしまふ。残りの香のみの花を人は観てゐる。 2 開いた朝顔が萎へると蕾のやうになる。それもちぢれて蕾の巻いた尖りは喪…

作品情報

分類NDC 914
公開日2001-10-09
最終更新2014-09-17
底本 「日本の名随筆48 香」作品社
入力渡邉つよし
校正門田裕志

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