北原 白秋

新橋

新字旧仮名 約2,205字・読了目安4分

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私が東京に着いて一番に鋭く感じたのは新橋停車場の匂でした。門司ではバナナや鳳梨の匂を嗅ぎながら税関の前に出るとすぐ煤烟のなかを小蒸汽に乗つて関門海峡を渡つたので都会と云ふ印象よりも殖民地といふ感が強かつた、究竟、都会としての歴史や奥行といふ…

作品情報

分類NDC 914 915
公開日2002-01-11
最終更新2014-09-17
底本 「日本の名随筆 別巻95 明治」作品社
入力ふろっぎぃ
校正門田裕志

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