芥川 竜之介

支那の画

新字旧仮名 約2,053字・読了目安4分

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松樹図 雲林を見たのは唯一つである。その一つは宣統帝の御物、今古奇観と云ふ画帖の中にあつた。画帖の中の画は大部分、薫其昌の旧蔵に係るものらしい。 雲林筆と称へる物は、文華殿にも三四幅あつた。しかしその画帖の中の、雄剄な松の図に比べれば、遙か…

作品情報

分類NDC 720 914
公開日2007-07-19
最終更新2014-09-21
底本 「筑摩全集類聚 芥川龍之介全集第四巻」筑摩書房
入力土屋隆
校正松永正敏

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