宮本 百合子

新緑

新字新仮名 約795字・読了目安2分

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この頃の新緑の美しさ。私は、毎朝目を醒ますと、先ず庭を観るのが一つの悦びだ。空がよく晴れて、日光がキラキラする梢の鮮かな姿を見るのもたのしいし、又は、今朝のような雨に煙とけ、一層陰翳ふかい緑にしたたる様子を眺めるのも快い。近頃の自然こそ、人…

作品情報

初出「読売新聞」1924(大正13)年5月11日号
分類NDC 914
公開日2003-11-15
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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