宮本 百合子

心の飛沫

新字新仮名 約361字・読了目安1分

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胡坐 ああ 草原に出で ゆっくりと楡の木蔭 我が初夏の胡坐を組もう。 空は水色の襦子を張ったよう 白雲が 湧いては消え 湧いては消え 飽きない自然の模様を描く。 遠くに泉でもあるか 清らかな風のふくこと! 私は、蟻の這い廻る老いた幹に頭を靠…

作品情報

初出「婦人世界」1924(大正13)年6月号
分類NDC 911
公開日2003-11-15
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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