宮本 百合子

父の手帳

新字新仮名 約6,307字・読了目安13分

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父は建築家の中でも、書斎で勉強するたちの人でなく、人間の住む家を、様々なその必要の条件にしたがって、事務的に、家族的に、趣味的に建ててゆくという現実の進行を愛したたちでした。そういう気質はいかにも設計家にふさわしい特徴をもっていて、西洋の諺…

作品情報

初出「中條精一郎」(追悼録)、国民美術協会、1937(昭和12)年1月発行
分類NDC 914
公開日2003-12-03
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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