有島 武郎

半日

旧字旧仮名 約10,518字・読了目安21分

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地には雪、空も雪の樣に白み渡つて家並ばかりが黒く目立つ日曜日の午後晩く相島は玄關にあつた足駄をつツかけて二町計りの所に郵便を入れに行つた。歸り路に曲り角で往來を見渡したがそれらしい橇の影も見えぬ。「今日は廢めたのか知らん」と思ひながら横道を…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-05-26
最終更新2014-09-16
底本 「有島武郎全集 第二卷」筑摩書房
入力土屋隆
校正木浦

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