田中 貢太郎

鬼火を追う武士

新字新仮名 約522字・読了目安1分

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鶴岡城下の話であるが、某深更に一人の武士が田圃路を通っていると、焔のない火玉がふうわりと眼の前を通った。焔のない火玉は鬼火だと云う事を聞いていた武士は、興味半分に其の後を跟けて往った。 火玉は人間の歩く位の速度でふうわりふうわりと飛んでいた…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-09-25
最終更新2014-09-18
底本 「怪奇・伝奇時代小説選集3 新怪談集」春陽文庫、春陽堂書店
入力Hiroshi_O
校正noriko saito

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