田中 貢太郎

沼田の蚊帳

新字新仮名 約587字・読了目安1分

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安政年間の事であった。両国矢の倉に栄蔵と云う旅商人があった。其の男は近江から蚊帳を為入れて、それを上州から野州方面に売っていたが、某時沼田へ往ったところで、領主の土岐家へ出入してる者があって、其の者から土岐家から出たと云う蚊帳を買って帰り、…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-09-29
最終更新2014-09-18
底本 「怪奇・伝奇時代小説選集3 新怪談集」春陽文庫、春陽堂書店
入力Hiroshi_O
校正noriko saito

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