梅花の気品
新字新仮名 約2,385字・読了目安5分
梅花の感じは、気品の感じである。 気品は一の芳香である。眼にも見えず、耳にも聞えない、或る風格から発する香である。甘くも酸くも辛くもなく、それらのあらゆる刺戟を超越した、得も云えぬ香である。人をして思わず鼻孔をふくらませる、無味無臭の香であ…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 2006-01-12 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「豊島与志雄著作集 第六巻(随筆・評論・他)」未来社 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | 門田裕志 |
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