擬体
新字新仮名 約11,876字・読了目安24分
退社間際になって、青木は、ちょっと居残ってくれるようにと石村から言われて、自席に残った。同僚が退出した後の事務室は、空気までも冷え冷えとしてきた感じで、眼を慰めるものとてない。壁に懸ってる地図だのカレンダーだの怪しげな版画だの、毎日見馴れて…
作品情報
| 初出 | 「新潮」1952(昭和27)年6月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2007-04-04 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「豊島与志雄著作集 第五巻(小説Ⅴ・戯曲)」未来社 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | 小林繁雄、門田裕志 |
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