芥川 竜之介

新緑の庭

新字旧仮名 約448字・読了目安1分

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桜 さつぱりした雨上りです。尤も花の萼は赤いなりについてゐますが。 椎 わたしもそろそろ芽をほごしませう。このちよいと鼠がかつた芽をね。 竹 わたしは未だに黄疸ですよ。………… 芭蕉 おつと、この緑のランプの火屋を風に吹き折られる所だつた。…

作品情報

初出「中央公論」1924(大正13)年6月
分類NDC 914
公開日2002-10-06
最終更新2014-09-17
底本 「芥川龍之介全集 第十一巻」岩波書店
入力もりみつじゅんじ
校正松永正敏

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