坂口 安吾

教祖の文学

――小林秀雄論――

新字旧仮名 約13,178字・読了目安26分

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去年、小林秀雄が水道橋のプラットホームから墜落して不思議な命を助かつたといふ話をきいた。泥酔して一升ビンをぶらさげて酒ビンと一緒に墜落した由で、この話をきいた時は私の方が心細くなつたものだ。それは私が小林といふ人物を煮ても焼いても食へないや…

作品情報

初出「新潮 第四四巻第六号」1947(昭和22)年6月1日
分類NDC 914
公開日2006-04-27
最終更新2016-04-15
底本 「坂口安吾全集 05」筑摩書房
入力tatsuki
校正宮元淳一

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