坂口 安吾

蟹の泡

新字旧仮名 約3,119字・読了目安6分

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私は中戸川とみゑさんの「ひとりごと」を読んで、私が遺族だつたら、遺言通り燃しちやつたのにな、と思つた。私は「春日」といふこの人の俳句集、日本文学の歴史的な傑作の一つを読んでゐたので、「ひとりごと」のやうな蛇足は燃した方がよかつたといふ考へな…

作品情報

初出「雑談 第一巻第五号」白鴎社、1946(昭和21)年9月1日
分類NDC 914
公開日2006-06-22
最終更新2014-09-18
底本 「坂口安吾全集 04」筑摩書房
入力tatsuki
校正宮元淳一

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