与謝野 晶子

巴里にて

旧字旧仮名 約2,839字・読了目安6分

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巴里の良人の許へ着いて、何と云ふ事なしに一ヶ月程を送つて仕舞つた。東京に居た自分、殊に出立前三月程の間の忙しかつた自分に比べると、今の自分は餘りに暇があるので夢の樣な氣がする。自分の手に一日でも筆の持たれない日があらうとは想像もしなかつたの…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-02-04
最終更新2014-09-18
底本 「定本 與謝野晶子全集 第二十卷 評論感想集七」講談社
入力Nana ohbe
校正今井忠夫

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