与謝野 晶子

巴里まで

旧字旧仮名 約6,114字・読了目安12分

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浦潮斯徳を出た水曜日の列車は一つの貨車と食堂と三つの客車とで成立つて居た。私の乘つたのは最後の車で、二人詰の端の室であるから幅は五尺足らずであつた。乘合の客はない。硝子窓が二つ附いて居る。浦潮斯徳に駐在して居る東京朝日新聞社の通信員八十島氏…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-02-04
最終更新2014-09-18
底本 「定本 與謝野晶子全集 第二十卷 評論感想集七」講談社
入力Nana ohbe
校正今井忠夫

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