坂口 安吾

梟雄

新字新仮名 約15,019字・読了目安30分

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京の西の岡というところに、松波基宗という北面の武士が住んでいた。乱世のことであるから官給は至って不充分で、泥棒でもしなければ生活が立たないように貧乏である。 子供も何人かあるうちで、十一になる峯丸というのが絵の中からぬけでたように美しいばか…

作品情報

初出「文藝春秋 第三一巻第八号」1953(昭和28)年6月1日
分類NDC 913
公開日2008-05-31
最終更新2014-09-21
底本 「坂口安吾全集 14」筑摩書房
入力tatsuki
校正藤原朔也

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