坂口 安吾

中庸

新字新仮名 約16,012字・読了目安32分

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1 この村からは陸海軍大佐が各一名でた。陸軍の小野は南方で戦歿し、海軍の佐田は終戦後帰村した。余がそれである。 余がその村の村長となったのは決して自分の意志ではない。たまたま前村長が病死して、他に適当な人がなかったために、推されるままに引受…

作品情報

初出「群像 第八巻第六号」1953(昭和28)年6月1日
分類NDC 913
公開日2010-03-09
最終更新2014-09-21
底本 「坂口安吾全集 14」筑摩書房
入力tatsuki
校正狩野宏樹

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