老嫗面
新字旧仮名 約19,264字・読了目安39分
初夏のうららかなまひるであつた。安川はタツノの着物をつめこんだ行李を背負つて我家へむかつた。安川のうしろには、タツノが小さな手荷物をさげ、うはづつた眼付をしてぼんやり歩いてゐた。タツノのうしろには彼女の三人の朋輩が、一人はあくどい紫色の女持…
作品情報
| 初出 | 「文芸通信 第四巻第一〇号」1936(昭和11)年10月1日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2006-01-13 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「坂口安吾全集 02」筑摩書房 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | 今井忠夫 |
坂口 安吾の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。