坂口 安吾

精神病覚え書

新字新仮名 約8,993字・読了目安18分

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一ヶ月余の睡眠治療が終って、どうやら食慾も出、歩行もいくらか可能になったころ、まだ戸外の散歩はムリであるから、医者のフリをして、ちょッと外来を見せて貰った。幸い僕の担当が外来長の千谷さんであったから、有無を言わさず、僕が勝手に乗りこんだよう…

作品情報

初出「文藝春秋 第二七巻第六号」1949(昭和24)年6月1日
分類NDC 914
公開日2008-05-29
最終更新2014-09-21
底本 「坂口安吾全集 07」筑摩書房
入力tatsuki
校正砂場清隆

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