坂口 安吾

明治開化 安吾捕物

03 その二 密室大犯罪

新字新仮名 約24,299字・読了目安49分

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秋ばれの好天気。氷川の勝海舟邸の門をくぐったのは、うかない顔の泉山虎之介であった。よほど浮かない事情があるらしい。 玄関へたどりつくと、ここまで来たのが精いっぱい、というように、玄関脇に置いてある籐椅子にグッタリとつかまって、吐息をついた。…

作品情報

初出「小説新潮 第四巻第一二号」1950(昭和25)年11月1日
分類NDC 913
公開日2006-07-13
最終更新2016-03-31
底本 「坂口安吾全集 10」筑摩書房
入力tatsuki
校正松永正敏

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