野上 豊一郎

桂離宮

旧字旧仮名 約3,225字・読了目安6分

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障子の影 桂離宮の書院から庭に面して、折れまがりに小さい三つの部屋が、一ノ間・二ノ間・三ノ間とつづいてゐる。 その一ノ間の障子に、折からの小春の西日があかるくさしてゐた。 障子は、左右が半間づつの板戸に仕切られ、腰板のないのが二枚、つつまし…

作品情報

分類NDC 521 914
公開日2006-11-02
最終更新2014-09-18
底本 「草衣集」相模書房
入力門田裕志
校正小林繁雄

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