斎藤 茂吉

遍路

新字旧仮名 約3,256字・読了目安7分

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那智には勝浦から馬車に乗つて行つた。昇り口のところに著いたときに豪雨が降つて来たので、そこでしばらく休み、すつかり雨装束に準備して滝の方へ上つて行つた。滝は華厳よりも規模は小さいが、思つたよりも好かつた。石畳の道をのぼつて行くと僕は息切れが…

作品情報

初出「時事新報」1928(昭和3)年1月15日~17日
分類NDC 914 915
公開日2005-01-29
最終更新2014-09-18
底本 「斎藤茂吉選集 第八巻」岩波書店
入力kamille
校正小林繁雄、門田裕志

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