国枝 史郎

怪しの館

新字新仮名 約23,215字・読了目安46分

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一 ここは浅草の奥山である。そこに一軒の料理屋があった。その奥まった一室である。 四人の武士が話している。 夜である。初夏の宵だ。 「どうでも誘拐す必要がある」 こういったのは三十年輩の、いやらしいほどの美男の武士で、寺侍かとも思われる。俳…

作品情報

初出「サンデー毎日」1927(昭和2)年6月15日
分類NDC 913
公開日2004-12-20
最終更新2014-09-18
底本 「怪しの館 短編」国枝史郎伝奇文庫28、講談社
入力阿和泉拓
校正多羅尾伴内

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