国枝 史郎

首頂戴

新字新仮名 約9,804字・読了目安20分

この作品を読む Amazonで探す

一 サラサラサラと茶筌の音、トロリと泡立った緑の茶、茶碗も素晴らしい逸品である。それを支えた指の白さ! と、茶碗が下へ置かれた。 茶を立てたのは一人の美女、立兵庫にお裲襠、帯を胸元に結んでいる。凛と品のある花魁である。 むかいあっているのは…

作品情報

分類NDC 913
公開日2005-01-07
最終更新2014-09-18
底本 「妖異全集」桃源社
入力阿和泉拓
校正小林繁雄、門田裕志

国枝 史郎の他の作品

国枝 史郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。