国枝 史郎

大鵬のゆくえ

新字新仮名 約51,972字・読了目安104分

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吉備彦来訪 読者諸君よ、しばらくの間、過去の事件について語らしめよ。……などと気障な前置きをするのも実は必要があるからである。 一人の貧弱い老人が信輔の邸を訪ずれた。 平安朝時代のことである。 当時藤原信輔といえば土佐の名手として世に名高く…

作品情報

初出「サンデー毎日」1925(大正14)年1月11日
分類NDC 913
公開日2005-03-21
最終更新2014-09-18
底本 「銅銭会事変 短編」国枝史郎伝奇文庫27、講談社
入力阿和泉拓
校正湯地光弘

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