国枝 史郎

赤坂城の謀略

新字新仮名 約8,488字・読了目安17分

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一 (これは駄目だ) と正成は思った。 (兵糧が尽き水も尽きた。それに人数は僅か五百余人だ。然るに寄手の勢と来ては、二十万人に余るだろう。それも笠置を落城させて、意気軒昂たる者共だ。しかも長期の策を執り、この城を遠征めにしようとしている。と…

作品情報

初出「日の出」1935(昭和10)年6月
分類NDC 913
公開日2008-06-15
最終更新2014-09-21
底本 「時代小説を読む 城之巻」大陸書房
入力阿和泉拓
校正noriko saito

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