国枝 史郎

一枚絵の女

新字新仮名 約5,237字・読了目安10分

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一 ご家人の貝塚三十郎が、また芝山内で悪事をした。 一太刀で仕止めた死骸から、スルスルと胴巻をひっぱり出すと、中身を数えて苦笑いをし、 (思ったよりは少なかった) でも衣更の晴着ぐらいは、買ってやれるとそう思った。 歌麿が描いた時もそうだっ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-12-20
最終更新2014-09-18
底本 「怪しの館 短編」国枝史郎伝奇文庫28、講談社
入力阿和泉拓
校正多羅尾伴内

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