芥川 竜之介 (翻訳者)、イエイツ ウィリアム・バトラー
春の心臓
新字旧仮名 約4,857字・読了目安10分
一人の老人が瞑想に耽りながら、岩の多い岸に坐つてゐる。顔には鳥の脚のやうに肉がない。処はジル湖の大部を占める、榛の林に掩はれた、平な島の岸である、其傍には顔の赭い十七歳の少年が、蠅を追つて静な水の面をかすめる燕の群を見守りながら坐つてゐる。…
作品情報
| 初出 | 「新思潮 第一巻第五号」1914(大正3)年6月1日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 933 |
| 公開日 | 1998-11-30 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「芥川龍之介全集 第一巻」岩波書店 |
| 入力 | もりみつじゅんじ |
| 校正 | j.utiyama |
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