宮沢 賢治

化物丁場

新字旧仮名 約5,711字・読了目安11分

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五六日続いた雨の、やっとあがった朝でした。黄金の日光が、青い木や稲を、照してはゐましたが、空には、方角の決まらない雲がふらふら飛び、山脈も非常に近く見えて、なんだかまだほんたうに霽れたといふやうな気がしませんでした。 私は、西の仙人鉱山に、…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-01-13
最終更新2014-09-17
底本 「新修宮沢賢治全集 第十四巻」筑摩書房
入力林幸雄
校正今井忠夫

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