宮沢 賢治

耕耘部の時計

新字旧仮名 約3,642字・読了目安7分

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一、午前八時五分 農場の耕耘部の農夫室は、雪からの反射で白びかりがいっぱいでした。 まん中の大きな釜からは湯気が盛んにたち、農夫たちはもう食事もすんで、脚絆を巻いたり藁沓をはいたり、はたらきに出る支度をしてゐました。 俄かに戸があいて、赤い…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-05-03
最終更新2014-09-17
底本 「新修宮沢賢治全集 第十巻」筑摩書房
入力林幸雄
校正今井忠夫

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