牧野 信一

淡雪

新字旧仮名 約14,703字・読了目安29分

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病弱者、遊蕩児、その他でも行末に戦人としての望みが持てさうもない子息達は凡て離籍して近隣の漁家や農家へ養子とするのが、昔その城下町の風習だつた。だが桑原家の主人は、そんな理由もなかつた長男を浦賀町の漁家へ、次男を風祭村の農家へ養子として片づ…

作品情報

初出「文藝春秋 第十三巻第十二号」文藝春秋社、1935(昭和10)年12月1日
分類NDC 913
公開日2010-12-04
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第六巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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