二十一
新字新仮名 約10,790字・読了目安22分
そのころ二十一であった。僕は坊主になるつもりで、睡眠は一日に四時間ときめ、十時にねて、午前二時には必ず起きて、ねむたい時は井戸端で水をかぶった。冬でもかぶり、忽ち発熱三十九度、馬鹿らしい話だが、大マジメで、ネジ鉢巻甲斐々々しく、熱にうなり、…
作品情報
| 初出 | 「現代文学 第六巻第九号」1943(昭和18)年8月28日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2006-10-24 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「坂口安吾選集 第六巻 小説6」講談社 |
| 入力 | 高田農業高校生産技術科流通経済コース |
| 校正 | 小林繁雄 |
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