坂口 安吾

小さな部屋

新字旧仮名 約15,411字・読了目安31分

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「扨て一人の男が浜で死んだ。ところで同じ時刻には一人の男が街角を曲つてゐた」―― といふ、これに似通つた流行唄の文句があるのだが、韮山痴川は、白昼現にあの街角この街角を曲つてゐるに相違ない薄気味の悪い奴を時々考へてみると厭な気がした。自分も…

作品情報

初出「文藝春秋 第一一年二号」1933(昭和8)年2月1日
分類NDC 913
公開日2010-06-15
最終更新2016-04-04
底本 「坂口安吾全集 01」筑摩書房
入力tatsuki
校正伊藤時也

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