坂口 安吾

盗まれた手紙の話

新字旧仮名 約29,772字・読了目安60分

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あの人間は気違だから精神病院へぶちこめなんて、とんでもない。神様は人間をお裁きになるけれども、神様が神様をお裁きになつたり、あの神様は気違だから精神病院へぶちこめなどと仰有ることはなかつたのである。 一 ある朝、兜町のさる仲買店の店先へドサ…

作品情報

初出「文化評論 第一巻第一号」甲鳥書林、1940(昭和15)年6月1日
分類NDC 913
公開日2016-10-07
最終更新2016-09-09
底本 「坂口安吾全集 03」筑摩書房
入力tatsuki
校正北川松生

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