坂口 安吾

二十一

新字旧仮名 約10,834字・読了目安22分

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そのころ二十一であつた。僕は坊主になるつもりで、睡眠は一日に四時間ときめ、十時にねて、午前二時には必ず起きて、ねむたい時は井戸端で水をかぶつた。冬でもかぶり、忽ち発熱三十九度、馬鹿らしい話だが、大マジメで、ネヂ鉢巻甲斐々々しく、熱にうなり、…

作品情報

初出「現代文学 第六巻第九号」大観堂、1943(昭和18)年8月28日
分類NDC 913
公開日2010-07-30
最終更新2014-09-21
底本 「坂口安吾全集 03」筑摩書房
入力tatsuki
校正noriko saito

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