坂口 安吾

落語・教祖列伝

01 神伝魚心流開祖

新字新仮名 約13,696字・読了目安27分

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カメは貧乏大工の一人息子であったが、やたらに寸法をまちがえるので、末の見込みがなかった。頭が足りなかったのである。そのくせ、大飯をくう。両親は末怖しくなって、人夫をさがしていた山の木コリにあずけた。木コリが試験してみると、鋸だけはうまくひく…

作品情報

初出「別冊文藝春秋 第一八号」1950(昭和25)年10月25日
分類NDC 913
公開日2009-09-29
最終更新2014-09-21
底本 「坂口安吾全集 11」筑摩書房
入力tatsuki
校正noriko saito

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