芥川 竜之介

春の夜

新字新仮名 約2,901字・読了目安6分

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これは近頃Nさんと云う看護婦に聞いた話である。Nさんは中々利かぬ気らしい。いつも乾いた唇のかげに鋭い犬歯の見える人である。 僕は当時僕の弟の転地先の宿屋の二階に大腸加答児を起して横になっていた。下痢は一週間たってもとまる気色は無い。そこで元…

作品情報

初出「文藝春秋」1926(大正15)年9月
分類NDC 913
公開日1999-02-01
最終更新2014-09-17
底本 「芥川龍之介全集6」ちくま文庫、筑摩書房
入力j.utiyama
校正かとうかおり

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