宮沢 賢治

タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった

新字新仮名 約5,263字・読了目安11分

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ホロタイタネリは、小屋の出口で、でまかせのうたをうたいながら、何か細かくむしったものを、ばたばたばたばた、棒で叩いて居りました。 「山のうえから、青い藤蔓とってきた …西風ゴスケに北風カスケ… 崖のうえから、赤い藤蔓とってきた …西風ゴスケ…

作品情報

分類NDC K913
公開日2003-08-24
最終更新2014-09-17
底本 「ポラーノの広場」新潮文庫、新潮社
入力久保格
校正鈴木厚司

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