宮本 百合子

日記

30 一九四七年(昭和二十二年)

新字新仮名 約11,503字・読了目安23分

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三月十日 ○晴れて、きつい西風。 前の家のトタンやねが反射する、そしてこっちの室のおくの障子にうつる。 ○北窓をあけると、白雲のういた空。遠くの学校の上のガラスが光った、こういう風の日、樹木の色は、寒げにかじかんでいる。が、青桐の芽の出ない…

作品情報

分類NDC 915
公開日2019-10-27
最終更新2019-09-27
底本 「宮本百合子全集 第二十五巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正富田晶子

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