石川 三四郎

吾等の使命

新字旧仮名 約2,697字・読了目安5分

この作品を読む Amazonで探す

一 清い艶やかな蓮華草は、矢張り野の面に咲き蔽ふてこそ美しいのである。谷間に咲ける白百合の花は、塵埃の都市に移し植うべく、余りに勿体なくはないか。跫音稀なる山奥に春を歌ふ鶯の声を聞いて、誰か自然の歌の温かさを感じないで居られやう。然るに世の…

作品情報

初出「自治農民 第1号」1926(大正15)年4月10日
分類NDC 121 610
公開日2007-01-11
最終更新2014-09-21
底本 「石川三四郎著作集第二巻」青土社
入力田中敬三
校正松永正敏

石川 三四郎の他の作品

石川 三四郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。