元日の釣
新字旧仮名 約10,485字・読了目安21分
上 元日に雨降りし例なしといふ諺は、今年も亦中りぬ。朝の内、淡雲天を蔽ひたりしが、九時ごろよりは、如何にも春らしき快晴、日は小斎の障子一杯に射して、眩しき程明るく、暖かさは丁度四五月ごろの陽気なり。 数人一緒に落合ひたりし年始客の、一人残ら…
作品情報
| 分類 | NDC 787 |
|---|---|
| 公開日 | 2006-12-04 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「集成 日本の釣り文学 第二巻 夢に釣る」作品社 |
| 入力 | 門田裕志 |
| 校正 | 土屋隆 |
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