水上 滝太郎

山を想ふ

旧字旧仮名 約8,071字・読了目安16分

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富士の嶺はをみなも登り水無月の氷のなかに尿垂るとふ 與謝野寛氏の歌だ。近頃の山登の流行は素晴しい。斷髮洋裝で舞踏場に出入し、西洋人に身を任せる事を競ふ女と共に、新興國の産物である。一國の文化に古びがついて來ると、人々は無闇に流行を追はなくな…

作品情報

初出「三田文学」1926(大正15)年10月
分類NDC 291 914 915
公開日2003-10-11
最終更新2014-09-18
底本 「現代日本紀行文学全集 東日本編」ほるぷ出版
入力林幸雄
校正門田裕志

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